こちらも湯島駅のすぐ近くの通り沿いにあります。見たところ,営業しているのかよくわからない外観でしたが,入り口にお昼メニューが貼ってありました。この日は豚そば850円,鴨そば1200円,牡蠣そば1000円とありまして,丁度そろそろ牡蠣をいただきたいと思っていましたので入店です。
入ってすぐカウンター席でそちらに。アクリル板衝立がありCOVID-19対策は万全です。早速牡蠣そばをお願いすると,「今日は牡蠣がなくて豚か鴨になる」と衝撃の一言。一瞬出ようかとも思いましたが,既に座っていましたので思い直して鴨を温かいそばで発注です。牡蠣ないなら表に出しておくなよと思いましたが,もしかしたら先客でなくなったのかもしれません。
少し待って出てきたのは,鴨肉別盛のかけそばでした。このタイプの提供は初めて。鴨ロースは見てのとおりレア気味な感じで,どのような食べ方を期待されているのかちょっと迷いましたが,そばに投入していただくことに。
ところがこのかけ汁がかなり濃いというかつけ汁そのままなんじゃないかというものでして,さすがに飲み干すことはできずおそばと少し色が変わって丁度良い塩梅になった鴨をいただいて終了です。鴨南蛮は鴨から汁に出た脂が美味と思っているので,飲めないのは残念だと思ってましたら,最後に「(かけ汁は)濃いめに作ってありまして」と言われつつ,そば湯が出てきました。かけそばにそば湯の提供も初めてで,かなりそば湯を足しましたがやっぱり濃かったです。
また,しきりにお待たせして申し訳ないと言われ,そばは柔らかくないかと聞かれまして,何か不都合あったんでしょうか。特に気付きませんでしたが。かえって何があったのか気になってしまって,なんだか不思議な時間でした。