末広町駅から御徒町方面に少し入ったあたり，鳥つね自然洞の北側にあります。結構な混みようで，かろうじてカウンター席１席空いてましたので入店。鶏肉天ぷらが売りらしく，そうすると大分のお店かと思いましたが，博多のお店のようです。そういえば，博多に天ぷらの有名チェーンがあって，東京にもできたと聞きましたが・・・（後で調べたら違いました）
発注は店名を冠したさいとう定食880円。注文時の先払いです。カウンターにはアクリル板の仕切りがあり，かつ，各席にお水のピッチャー，アルコール消毒スプレー，ごみ袋が置いてあります。自らが使った箸，紙ナプキン類，マスクは備え付けの袋に入れろということだそうです。
さて，発注タイミングが悪かったのか，後から入店された方と同じロットになったようで結構15分くらい待ちました。ごはん，お味噌汁，天つゆ，漬物，塩辛が出てきてすぐにまずは野菜の天ぷら（たまねぎ，にんじん，ちくわ）が出てきました。 天つゆには既に大根卸しが入ってました。天ぷらは衣が薄いタイプでこれなら胃もたれすることもなくいただけそうな感じです。ちくわは縦半割になっており，下からつまむと天つゆにつけにくく，上からつまむと食べにくくという感じです。最初の３点をいただくことろに残りの３点（鳥むね肉，せせり，海老）の揚げたてが出てきます。胸肉は揚げたてだけあって，油のジュワッと感あり，せせりは独特の弾力があり，江戸前の天ぷらとはまた違ったものがありました。驚くほどおいしいという訳ではないですが，安価に軽やかな天ぷらをいただけるということでありと思います。
