2007年くらいまでと思いますが， 銀座８丁目の竹葉亭のあたりにお昼にまぐろ茶漬けを出すお店がありました。ごまだれの鮪にごはんが美味しく，いつも混んでいてなかなか入れないお店でした。ある日建替えかなにかで突然閉店してしまったと思います。当時，このあたりでお昼の外食といえば，もう少し奥のあさみの鯛茶漬け，竹葉亭のうな丼，大山の洋食という感じだったように記憶しています。
どうやらそのお店が湯島で復活していると知り，来てみました。13時頃の入店で先客はカウンターに常連と思しきお二人。テーブル席に案内されました。アルコール消毒後，お茶が供されてまぐろ茶漬けを準備しますと言われます。お店はご主人と女将さんのお二人で切り盛りされているようですが，以前と同じ方なのか判りません。（覚えていません）お値段1000円ですが，もしかしたら以前と変わっていないんじゃないでしょうか。
しかし，出てきた御膳は以前いただいた記憶のまぐろ茶漬けで，大盛ごはんにそれに見合う量のごまだれまぐろ，汁ものに香の物でした。以前（といっても結局２回しかいただいていません）はお味噌汁だったと思いますが，この日は春を感じさせる若竹と菜の花のお吸い物でした。
早速，ごまだれがいきわたるように混ぜて，ごはんにのっけていただきますと，滑らかなにまぐろにわさびが効いたごまだれとても美味しく，こんな感じだったなぁと。お吸い物も出汁感あって美味しいです。ごはん半分以上いただいてもまぐろはそれ以上に残っており，このあたりでとまぐろをすべてごはんに投入してお茶をかけ，まぐろ外側の色が変わったところからかきこむようにいただくとまた美味しく，大盛のごはんもあっという間になくなりました。
伺ってみれば，銀座で営業されていた方だそうで，嬉しい復活でした。間違いなくまたいただきに来ます。
