８月に「宮崎チキン南蛮」なる目立つ看板が出まして行ってみれば開店準備中でした。その後開店されたようで行けばいつも車道側に外待ちの列があり，待たずに入れるタイミングを待っておりました。この日，行ってみれば外待ちなし，覗いてみればカウンターにも空きありということで入店です。入店後アルコール消毒を促され，水はセルフということで冷水器経由でカウンター席に。メニュー先頭のむね肉を使った本場宮崎チキン南蛮定食を半身，ごはん小で発注，990円。他にもも肉を使ったもの，むね肉でタルタルが付かないもの（「延岡チキン南蛮」と称されてました）があり，むね肉は半身か一枚肉，もも肉は３個か４個を選びます。席前には提供に15～25分要すると書いてありましたが，10分かからずにできました。おそらくは開店時や昼時等一度に満席になったときなどは時間を要することもあるということかと思われます。付け合わせは生キャベツのざく切りのみでごはんと鶏スープです。半身ですが開いているのか結構大きく見えます。タルタルはオーロラソースを思わせる色合いでたっぷりかかってます。いただいてみればむね肉によくあるぱさつき感は感じず，甘酢だれの味わいが染みる感じでこれにタルタルを合わせて美味いです。もも肉の揚げ物とはまた違った食感があり，しつこさなく美味しいです。鶏皮とねぎが入った鶏スープが見た目とは違ってこくあるスープで美味しかったです。この日のごはんの炊き上がりは柔らかめ。総じていえば，むね肉のチキン南蛮，鶏スープは美味しくいただきましたが，定食としては，申し訳程度のキャベツ，副菜なしでこの価格設定は高いと言わざるを得ないでしょう。
